読めたら物知り!文化と歴史が詰まった食べ物漢字5選(後編)
今回は、かなり手ごわい「たべもの漢字」5問をご紹介。
漢検1級レベルともいわれる難読漢字ですが、読み方や由来をじっくり知ることで、ちょっとした知識の引き出しにもなります。
ヒントもあるので、気軽にチャレンジしてみてください!
Q1. 鱲子
ヒント:高級な珍味。
答え:からすみ
「鱲子」は、中国語でボラの卵巣を塩漬けにし、乾燥させた食品。日本でも「からすみ」として知られ、高級珍味のひとつです。「鱲」はボラを意味し、「子」は卵のこと。台湾などでもよく食べられ、濃厚なうまみが特徴です。
Q2. 鷭
ヒント:水辺で見かける、黒い鳥。
答え:ばん
クイナの仲間で、池や沼などにすむ鳥。「鷭(ばん)」は古来から日本の詩歌にも登場しており、その鳴き声や姿が印象的だったようです。食材として扱われた例もあるようですが、現在は主に観賞や文化的文脈で用いられる漢字です。
Q3. 鮨
ヒント:酢めしじゃない時代の名残。
答え:すし
「鮨(すし)」は、今でこそ酢飯に魚をのせた料理を指しますが、もともとは魚を塩や米で発酵させた保存食でした。「鮨」は魚を発酵させてうまみを引き出すことを意味し、似た字に「鮓」もありますが、こちらは奈良漬けのような漬物系の意味合いを含みます。
Q4. 蘇
ヒント:牛乳をひたすら煮つめると…?
答え:そ
「蘇(そ)」は、飛鳥・奈良時代の日本で作られていた乳製品。牛乳を煮つめて水分をとばし、ペースト状にした食品で、当時は貴族への献上品でもありました。現代では「蘇を作ってみた」などの再現レシピも人気です。
Q5. 鰒
ヒント:高級食材。貝類の王様とも。
答え:あわび
「鰒(ふく/あわび)」は、「鮑(あわび)」の異体字のひとつで、古くから食用・贈答品・薬用としても珍重されてきました。日本では海女さんの素潜り漁などでも知られ、乾燥させたものは「のしあわび」として贈答文化にも登場します。
※このクイズはあくまでエンターテイメントです。漢字の意味や由来には諸説あるため、内容がすべて正確とは限りません。楽しみながら気軽に取り組んでくださいね。

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